源平盛衰記の蔵:故事・逸話篇
威を頼むは鋒を踏む虎の如し(ゐを たのむはほこをふむとらのごとし) 威勢をたより傲慢な行動をするのは、鋒の上を 歩く虎のようであり、いつ身がきられるかわから ない。常に慎んで行動すべきである。 ※以上で「源平盛衰記:故事・逸話篇」の記事 アップ完…
別れの櫛(わかれのくし) 櫛を自分は見ずに背後に投げ捨て、それを肉親 が拾うと縁が切れるという俗信がある。 →「湯津の爪櫛」あるいは「なげくしをとらぬ」 ↓ランキングに参加中。クリック応援よろしくお願いします! にほんブログ村
王敵を亡ぼす者には、賞するに半国を 賜はる(わうてきをほろぼすものには、 しょうするにはんごくをたまはる) 国王の敵を滅ぼした者には、国の半分ほどの 賞を下賜してもよい。 【無量義経からの引用】 ↓ランキングに参加中。クリック応援よろしくお願いし…
王事脆きこと無し(わうじもろきことなし) 王命で行われることは、何があっても成功する ことになっている。 【詩経】 ↓ランキングに参加中。クリック応援よろしくお願いします! にほんブログ村
黎民烟戸ささず(れいみんかまどささず) 一般庶民のご飯を炊くかまどの煙が消えない。 善王により善政が敷かれている様子。 ↓ランキングに参加中。クリック応援よろしくお願いします! にほんブログ村
緑衣の監使(りょくいのかんし) 『白氏文集』「上陽白髪人」の「緑衣の監使宮門 を守る」からの引用。 ↓ランキングに参加中。クリック応援よろしくお願いします! にほんブログ村
旅行一匹の雨に一樹の下に休み、行き還る 上下の人一河の流れを渡る(りょかういっひつ のあめにいちじゅのもとにやすみ、いきかへる じゃうげのひといちがのながれをわたる) 旅の途中で木の下に雨宿りするのも一つの縁であり、 河を渡る時すれ違うのも一つ…
龍門の土(りゅうもんのど) 「龍門」とは、黄河上流の急流の地のことで、 ここをこえる鯉は龍になれるという。「登龍門」 の語源ともなっている。 ↓ランキングに参加中。クリック応援よろしくお願いします! にほんブログ村
龍の鬚をなで虎の尾を踏む(りゅうのひげ をなでとらのををふむ) 非常に危険なことをすることの例え。 【本朝文粋-大江匡衡】 ↓ランキングに参加中。クリック応援よろしくお願いします! にほんブログ村
両鼠木の根を嚼む、その木倒れば、毒龍 底にあって害をなさん(りゃうそきのねをかむ、 そのきたおれば、どくりゅうそこにあって害を なさん) 木の根は命の根、両鼠は日月、毒龍は三毒の比喩で、 無常に迫られた凡夫の運命を説く。 【「名義集」-大集に云…
老馬の智恵(らうばのちゑ) 「老馬は道を忘れず」ともいう。斉の桓公が 孤竹国を討った時、春往って冬帰るときに 深雪が道を埋め、還れなくなった。管仲が 機転をきかせ、「老馬の智恵を用いよう」と 老馬を雪の中に放しそれについていった ところ、斉の国…
弱目の水(よわめのみず) 水が縁・堤などの最も弱いところに集まって そこを破ることのたとえ。 ↓ランキングに参加中。クリック応援よろしくお願いします! にほんブログ村
頼義の山籠り(よりよしのやまごもり) 源伊予守頼義が前九年の役で安倍貞任・宗任を 攻めた時、官兵が敵に多く討たれ逃げ落ちる ことになり、わずか七騎で山に籠り、そこから 結果的に敵を討ち取ることができた。 ※「七騎」というのは信長公記では「主従六…
頼朝の伏木隠れ(よりとものふしきがくれ) 源右兵衛佐頼朝が石橋の合戦に敗れた後、七騎 で逃げ散りながら山中の伏木に隠れた。捜索して いた梶原平三景時はその姿を見つけたが、味方 には「だれもいない」とやりすごし、頼朝を助けた。 ※天下を統べる人物…
勇士はへつらうようなものである(ゆうしは へつらうようなものである) 勇士は受けた恩義に感じて働くゆえ、その心を 知らぬ者には、一見へつらって節を屈したとも 見えるのである。 ↓ランキングに参加中。クリック応援よろしくお願いします! にほんブログ…
勇士は諂言を得ず(ゆうしはてんげん をえず) 「勇猛の士は、自分の主以外にだれにも諂う ことはない」という心意気を示す言葉。 ↓ランキングに参加中。クリック応援よろしくお願いします! にほんブログ村
勇士は敵を得た日を吉日とする(ゆうし はてきをえたひをきちじつとする) 源平盛衰記では「時の花をかんざしの花にせよ」 「勇士は敵を得た日を吉日とす」(巻二十八)。 信長公記では信長が戦闘のきっかけとして、 「今現在が好都合」の意味で「天の与ふる…
勇士野に伏す時は帰雁連を乱す(ゆうし のにふすときはきがんつらをみだす) 勇猛な兵が野に隠れている時、その上を飛ぶ雁は 列を乱すものである。 【孫子】、【古今著聞集】など。 ↓ランキングに参加中。クリック応援よろしくお願いします! にほんブログ村
文虚言せず(もん、そらごとせず) 「昔から伝わる教訓に嘘はない」の意。 ↓ランキングに参加中。クリック応援よろしくお願いします! にほんブログ村
明王は一人の為に法を曲げず。日・月は 一物の為に明りをくらまさず(めいわうは いちじんのためにほふをまげず。にちげつ はいちぶつのためにあかりをくらまさず) 明王は一人の為だからといって法を曲げることは ない。日月は一つのものの為だからといって…
冥慮測り難し(めいりょはかりがたし) 源平盛衰記で多用される、「神や仏がどう思われて いることか」の意。信長公記では、「天道恐敷候なり」 (てんだうおそろしくさうらふなり)が多用される。 「史記」伯夷列伝では、「天道是か非か」となる。 ※信長公…
無知僧・無行僧、共に国の盗人なり (むちそう・むぎゃうそう、ともにくに のぬすびとなり) 「無知僧」は仏法を学ばず衆生を導く知識の無い僧。 「無行僧」は修行をせず自らを高めようとしない僧。 仏法を学ばない僧も修行を行なわない僧も、国費を 費やす…
無常の虎(むじゃうのとら) 無常の虎は毎日毎夜実はそばまで迫ってきて いるのだが、世俗のあわただしさに皆虎の声が 聞えないでいる。無常が密かに迫りくる恐ろしさ を虎にたとえる。 ↓ランキングに参加中。クリック応援よろしくお願いします! にほんブロ…
むしものに腰がらみ(むしものにこし がらみ) 皿に盛られた「蒸し物」を前にして、着物の 裾を腰までたくし上げ、力を込めて構えている。 小事に対して必要以上の大力であたることの たとえ。 ↓ランキングに参加中。クリック応援よろしくお願いします! に…
昔殷宗は夢の中に良弼を得たり。今朕は 夢の後に賢臣を失ふ(むかしいんそうはゆめ のなかにりゃうひつをえたり。いまちんはゆめ のあとにけんしんをうしなふ) 魏徴碑文の一節。魏徴は唐朝創業の功臣。 危篤のとき太宗(唐第二代皇帝)の夢に現れ、 その夕…
耳を信じ目を疑ふ(みみをしんじめを うたがふ) 噂話ばかり信じ、自分の目で確めようとしないこと。 【顔氏家訓】 ↓ランキングに参加中。クリック応援よろしくお願いします! にほんブログ村
身は恩の為に仕へ命は義によって軽し (みはおんのためにつかへいのちはぎに よってかるし) 一旦仕えて恩義を感じたなら、命を軽んじて つくすものである。 ※武士階級が生まれて江戸時代まで続く 武士の基本的姿勢です。恩義より自分の 命の方を重んじる武…
水至って清ければ魚無し。人至って察か なれば友無し(みずいたってきよければ うをなし。ひといたってあきらかなれば ともなし) 水が清すぎるとかえって魚はすまないものだ。 人格があまりに清廉すぎるとかえって人に 親しまれない。 【漢書-東方朔伝】 ※…
猛虎深山にあれば百獣震ひ恐る(まうこ しんざんにあればひゃくじゅうふるひおそる) 全文は、「猛虎深山にあれば百獣震ひ恐る。 その檻穽の中に在るに及んでは尾を揺して 食を求む」 心勇猛な虎も、深山にいるときは百獣が恐れ わななき当たりに近づかない…
法道和尚の引声(ほふだうくゎしゃう のいんじゃう) 中国五台山の法道が、現身で極楽に行き、水鳥樹林 の声を模して引声念仏を唱え、叡山に伝えたという。 実際は慈覚大師円仁が引声念仏を本朝に伝えた。 ↓ランキングに参加中。クリック応援よろしくお願い…